共有持分をリースバックで現金化する方法|売りたい人と住みたい人の希望を両立

CATEGORY — 売却・買取

共有持分をリースバックで現金化する方法

「売りたい人」と「住み続けたい人」が違う場合の選択肢

共有名義の実家について、「自分は持分を現金化したいが、兄弟は住み続けたいと言っている」——このように希望が食い違うケースは珍しくありません。どちらか一方が我慢するしかないと思われがちですが、実は両者の希望を両立させる方法も存在します。こうした状況で選択肢になり得るのが「リースバック」の仕組みです。この記事では、リースバックの基本と、共有持分ならではの活用パターンを解説します。

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リースバックとは

リースバックとは、不動産を売却して現金化したうえで、買主(多くは不動産会社や投資家)に家賃を支払いながら、そのまま住み続ける仕組みです。「所有権は手放すが、住む場所は変わらない」という点が最大の特徴です。高齢の親がいる家庭で、老後資金を確保しながら住み慣れた家を離れずに済む方法としても、近年注目されている仕組みです。

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共有持分でリースバックはどう使えるか

共有持分の場合、典型的には次のような活用パターンがあります。

  • 自分の持分だけを買取業者に売却し、実家に住んでいる兄弟がそのまま賃料を払って住み続ける:売却する人と住み続ける人が異なるケースです。買取業者が新たな共有者(またはその後の話し合いで単独所有者)となり、居住者との間で賃貸借契約を結びます。
  • 共有者全員が持分を売却し、全員または一部がそのまま住み続ける:不動産全体を売却し、居住者は買主に家賃を払う形に切り替わります。

「売りたい人は現金化でき、住みたい人はそのまま住み続けられる」という、双方の希望を両立させやすい点が、共有持分特有の悩みに対する現実的な解決策になり得ます。

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メリット・デメリット

メリット

  • 持分を売却したい人はまとまった資金を得られる
  • 住み続けたい人は、住み慣れた家を離れずに済む
  • 共有者同士で意見が対立していても、双方が納得できる着地点になりやすい

デメリット

  • 居住者は家賃の支払いが新たに発生する
  • 通常の売却より買取価格が低くなる、または家賃が相場より高めに設定されることがある
  • 契約内容(賃貸期間、更新の有無など)を事前によく確認する必要がある

「実家に住んでいる家族の分も含めて相談したい」という方へ

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通常の売却との違い

共有持分の売却・買取とは?で解説した通常の売却では、居住者がいる場合、その後の使用については買主と居住者の間で個別に交渉されることになります。リースバックは、この「その後の使用」をあらかじめ賃貸借契約として明確にしておく点が異なります。居住者が今後も住み続けたい意思が明確な場合は、最初からリースバックを前提に業者へ相談しておくと、話がスムーズに進みやすくなります。

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よくある質問

すべての買取業者がリースバックに対応していますか?

いいえ。対応可能かどうかは業者によって異なるため、相談の際に確認する必要があります。

家賃はどのように決まりますか?

近隣の家賃相場や物件の状態をもとに決定されるのが一般的です。将来的な買い戻しの可否なども含めて、契約内容を事前に確認しておきましょう。

将来、また買い戻すことはできますか?

契約内容によっては、将来的に買い戻せる条項を盛り込めることもあります。希望がある場合は、契約前に業者に相談してみてください。

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まとめ

共有持分のリースバックは、「売りたい人」と「住み続けたい人」の希望が食い違う場合に有効な選択肢です。持分を売却して現金化しつつ、居住者はそのまま住み続けられるため、共有者間の対立を和らげる手段にもなります。対応可能な業者は限られるため、検討する場合は早めに相談しておくことをおすすめします。

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